特定非営利活動法人 故郷まちづくりナイン・タウン

石森の方言【石森弁】 《石森方言バッジ》

石森の方言【石森弁】(一部抜粋)

用例は、本会が独自に書き表したものです。

実際に発音してみますと、良く雰囲気が伝わります。

No

石 森 弁

標 準 語

上段:石森弁の用例
中段:標準語訳
下段:《返答例 》
ちょす 触る ちょっと!だれ?!ケーキちょしたの!?あんだ?
どなたが、ケーキにさわったのですか?あなたですか?
《おれはちょしてねえよ》
ねぷかげ 居眠り いっそ、ねぷがげばりすてねで、はやぐ寝さいわ
いつも、居眠りするようなら、早く寝てください
《正念場だからドリンク飲んでねぷかげ飛ばすがら!》
つぴたぴ 小出しに ほいなぐつぴたぴ出さねでけろっちゃ
そのように小出しにしないでくださいよ
《だれ~、醤油はつぴたぴ出さねげだめっしゃ》
投げる 捨てる そちらのごみ、投げていただけます?
そちらのごみ、捨てていただけます?
《投げ返さねで! 捨てで!》
たがぐ 持ち上げる そっつたがぐのおでってすてけね
そちら側を持ち上げるのを手伝ってください
《いいよ! んで、せーので》
6  んでね ①それは違います んでね。んでねべよ。
それは違う。それは違うと思います。
《んで?なぬ?》
②じゃあね んでね、まだ。
じゃあね、また。
《んでね、まだ。》
いぇまづぬ のちほど いぇまづぬ、いぇまずぬってばり、いづ?
のちほど、のちほどとおっしゃいますが、いつになるのでしょうか?
《いぇまずぬは、いぇまずぬだべや》
むぐる 漏れる やばい!おしっこむぐれる!
大変です!おしっこが漏れそうです!
《はやぐ、行がいん》
まめご きなこ ほれ、まめごもづけ
どうぞ、きなこもち食べてください
《なっともずもあっぺが?》
10 ちょどしてる じっとしている なんだべ!ちょどすてろってかだったべっちゃ!
なんでしょう、じっとしていてと言っておいたはずですよ
《ほんだって、のど乾いだがらさぁ》
11 へこため 嬰児の前頭部の鼓動する部分 へこためうごいで、めんこいね
赤ちゃんの頭の真ん中が動いて、可愛いですこと
《触ったらだめだよ》
12 やりぎりさっぽー しきりに やりぎりさっぽー責められだがら、やにやに引ぎ受げだのっしゃ
しきりに責められたので、いやいやながらに引き受けることにしたのです
《やにやに受げでも、できねんでねの?》
13 じょんた 上手だ あんだ、歌じょんたがら、さぎぬうだわっしぇ
あなた、歌が上手ですから、先に歌って下さい
《いやいや、あんだのほうがじょんたもの、あどで》
14 ほどる 暖かい 今日は、ふとごろほどってる人がおごるごったべ
今日は、懐の暖かい人がおごるべきでしょうね
《そんなぬほどってねえがら、割り勘だべね》
15 ぐずらもずら 態度の煮え切らないこと いづまでもぐずらもずらだお、この人だら!
いつまでも、態度決まらない方ですね、この方は!
《そんなごどねえげっと、あれだの、これだの・・》
16 うったげぇーばったげぇー 交互に 一づすかねんだがら、うったげぇーばったげぇー使わい
一つしかないのですから、交互に使いなさい
《ふたっつあれば良いのに》
17 けそっと 平気なさま このわらす、すてこびぶつけでも、けそっとすてんだおん
この子ども、ひたいをぶつけても、平気な様子でしたよ
《ぶのごどよりはいでぐねえもん》
18 やっしゃねぇー 居ても立ってもいられない やっしゃねーごだ、ピーポー来ねぇ!
居ても立ってもいられない、救急車が来ない!
《あっほら、ピーポー聞こえできたよ》
19 とやとや 倒れそう サスペンスドラマ見て、とやとやしてしまったやぁ
サスペンスドラマ鑑賞して、倒れそうになってしまいました
《倒れる前に、横になった方が良いよ》
20 なんだもかんだも 事態が言うに言われない程はなはだしいさま 昨日の女房はなんだもかんだもねがったでば
昨日の女房は事態が言うに言われない程はなはだしいさまでしたよ
《・・・・・・・・・・ふーん・・・・》
21 おっぴぃ 曽祖父母 おっぴちゃんって、どっち?
曽祖父と曾祖母はどっちがどっち?
《どっつでもいいがらおっぴちゃんって呼ばいん》
22 おめなすぐ ひどく おめなすぐけつまづいだがら、ひざかぶすっこぐれだや
ひどくつまづいてしまったので、膝小僧をすりむいてしまいました
《気をつけでね》
23 がす あります ガスがすか?
ガスありますか?
《がす》
24 かほもず 果報餅 やっぱり恵比須講ぬは、かほもずやっといいなや~
やはり恵比須講には、果報餅をするといいですよね
《旧の11月20日にやっぺすね》
25 きしゃず おから きしゃずいり食うやつは、きしゃきしゃついんだべ
おからいりを食べるかたは、でしゃばりなんですよね
《ほいなダジャレごそ、きしゃきしゃついべ》
26 くんぬええ 来ることができる。来ることができる? 明日、くんぬええげど、くんぬええ?
明日、私は来ることができるけど、あなたは来ることができますか?
《来れねな》
27 さきぺ 先端 いででで・・・・さきぺ刺さった
痛い痛い・・・先端が刺さってしまいました
《どれどれ、みでけっから》
28 すっぺ 酸っぱい。しましょう。

指で人をはじく

すっぺすっぺ。あ~すっぺ!
指で人をはじくことをしましょう。あ~この梅酸っぱい!
《梅干し食べながらすっこどではねえべな》
29 そべぇる 甘える やめで!人前でそべで!そっちゃいげでば
やめてください!人前で甘えて!そちらに行ってください
《猫に言っても聞かねえべよ》
30 つたこた 慌ただしく動き回るさま こんなぬつたこたしてでも、さっぱりはがいがね
こんなに慌ただしく動き回っても、なかなかはかどらないわ
《手伝うが?》
31 はったぎ いなご 章太郎さんもはったぎ見でだがら、ライダーでぎだんだべ?
章太郎さんもいなごを見ていたので、ライダーのキャラクターが完成したのでしょうね?
《俺ははったぎより、かまきりに変身したほうが好きだな》
32 ふとんとれ ふとん敷け ふとんとれ
ふとん敷け
《とんだよ、取んでねえがらね》
33 たごまる 一カ所に寄る その背中さたごまった服いずいごだ、直してけっから
その背中に寄ってしまった服を見ると、着心地が悪いでしょうから直してあげましょうか
《ありがとうございます、んで、たのみす》

※参考文献:平成9年3月、石森方言研究会編集「石森の方言」より

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